自分でラミネート加工した生地でラウンドファスナー財布を作りました

nicox.jpです。

先日、私が愛用しているウォレットポーチが破損しました。

破損と言っても使えない程ではないのですが、ご覧のように表の合皮がベロンベロンになってしまい、さすがに持ち歩くのはどうかというシロモノに。

せっかくなので練習がてらまったく同じタイプのウォレットポーチを作ろう!

と思い立ち、ラミネート加工済の生地探しをしたのですが、なかなか良いものに巡り会えず…

意を決して自分でラミネート加工することにしました!

ラミネートの素材

最初に布をラミネート加工するのに必要なアイテムを書いておきます。

ITEM

  • ラミネート加工したい布
  • ラミネート加工用フィルム
  • アイロン
  • あて布(クッキングシートがオススメ!)

今回ラミネートに使ったフィルムは、近所のトーカイに売っていた超無名のフィルムです。会社名や商品名で検索してもまるでHITしません。

(あやしい…)

と思ったのですが、隣にあった有名ラミネート加工フィルム『らみ~ちゃん』のほぼ半額(値段は変わらず面積2倍)だったので、安さに目が眩んで上図の商品を購入。

らみ~ちゃんはこちらです。

生地 ラミネート 生地 を 手作り らみ~ちゃん ( つやあり なし ) | つくる楽しみ

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商品の使い方や仕組み自体は同じですが、ツヤありなのかツヤ消しなのかすら記載が無く、かなり賭けな感じです。

そして使用したのはこちらの3種類の生地。

厚手のオックス、ブロード、ローン素材の生地です。

今回はこの3種類の生地を使って作っていきたいと思います。

あて布にクッキングシートをオススメする理由としては、アイロンによりラミネートの接着剤が溶け出す時、はみ出しても大丈夫だからです。

接着剤はクッキングシートからもポロポロ剥がせるので、何度も再利用できますよ。

ラミネート加工だけでなく、接着芯をつける時もオススメです。

ラミネートの仕上がりは?

結果から言うとどの生地も大体同じような感じに仕上がりました。

仕上げてから知りましたが、どうやらこのラミネートフィルムはツヤありだったようですね。

生地の厚みの差があるので、やはり硬さで言えばオックス>ブロード>ローンという感じです。

実際にアイロンで圧着したラミネート生地がこちら。

こちらのオックスはそれほど大きくないパーツだったのでまあまあ綺麗に加工できたのですが、問題は大きなパーツのローン生地でした。

見てわかるようにムラがすごいです(笑)

このムラは着圧の差で、白っぽくなっているところは剥がれてしまっています。

多分私が下手なだけだと思うのですがもしかしたら生地との相性もあるかも知れません。

一応体重を掛けたりはしたのですが、時間が足らなかったようですね。

定着度で言えばブロード>オックス>ローンの感じでしっかり仕上がった感じがします。

単純に慣れただけかも知れませんが、参考までに。

圧着が足りないのかも?と思い、禁断のアイロン二度がけを行った所、ガビガビになってしまったので、やはり禁断だったようです。

左が失敗、右が成功

写真だとわかりにくいですが、かなりザラザラしていてひどい手触りです(笑)

実録、ラミネート生地を扱う際の注意

さて、実際にラミネート生地を縫い合わせる段階に突入です。

既にラミネート生地を利用したことがある方はご存知どころか常識かも知れませんが、私の体験からいくつか注意点をご紹介したいと思います。

ツヤありラミネート生地はミシンの押さえに突っかかる

厚みによっては生地送りが全く機能せず、ミシンの押さえに突っかかることがあります。

下面にラミネート生地を置くとこの現象が起きやすいので、ラミネート生地と無加工生地を重ねるのであれば、無加工生地面を下にして縫う方がスムーズです。

問題は外表にして押さえミシンをかける時など。

厚みもあるし滑らないしで最悪です。

恐らく避けた方が良い縫い方ですが、どうしてもという時は生地を多少引っ張りながら強引にでも生地を送ります。

多分やっちゃダメなやつですね。

でもこうしないと縫えない事があるので、ツヤありラミネート生地を使って厚みのある物を作りたい時は要注意です。

中表から綺麗に返すのは至難の業

これもツヤあり特有かも知れませんが、中表に縫ったラミネート生地を綺麗に返すのはほぼ無理です。

蝋引きした紙のようにクシャクシャな線がつきます。

かといってラミネート生地にアイロンをかけることはできないので、無理矢理伸ばすのであれば重いもので挟むなど工夫が必要になりそうですね。

私は諦めてクシャクシャ加工だと思うことにしました(笑)

縫直しは穴だらけになるので注意

こちらはラミネート生地全般に言えることですが、一度縫ったラミネート生地は穴が空きます

間違えて縫い直す場合はボコボコ穴が空いてしまうので、場所によってはとっても目立ちます。

私も1度縫い直してみた所、やはり穴が空いてしまいました。

生地の色によってはあまり目立たないかも知れませんね。

ちなみにまち針も使えないので、クリップ必須です。

アイロンは使えない

ラミネート加工の失敗談でもお話したように、一度ラミネート化した布にアイロンは使えないので要注意。

布を割ったりシワを伸ばしたり接着芯をつけたり接着テープを使ったり…

何かと便利なアイロンですが、ラミネート後は一切使用不可です。ガビガビになっちゃいますよ!

布を伸ばすのは何よりも先に行い、接着芯を使用する場合はラミネート加工の前に済ませておくこと。

布を割るのはローラーやヘラで。接着テープはクリップで代用。

などなど、なかなか不便です。

できることは最大限ラミネート加工前に行っておくのが良さそうです。

仕上がりには満足

初めてのラミネート生地だったもので、ここにご紹介できるような仕上がりではないのですが、個人的に使う分には十分満足行くウォレットポーチになりました。

いろいろと設計ミスがあり、ファスナー部分は改良の余地がたくさんあるので、またまとまった時間ができれば再挑戦したいと思います。

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